少し勇気を出してみたら、世界はロマンチックなことで溢れていた。

こんにちは。ちびまや(@Mayayan6)です。
私は四国の田舎でのんびりと育ちました。

昔から外国の暮らしに憧れて、学校から帰ってくるといつも海外ドラマや映画を見て、「いつかは海外の素敵な街で素敵な恋なんてしてみたいなぁ」とぼんやり考えていました。

私の人生はロマンチックとは無縁。そんなの映画の世界だけだと思っていた

いつも映画で見る憧れの世界は、素敵なヨーロッパの街並みや、バリの誰もいないプライベートビーチ、パリのアパルトマンから見るエッフェル塔など。

だけど私の生活は、周り中が田んぼだらけで、東京に出てきてもうるさい喧噪の日々。映画みたいなロマンチックとはとてもかけ離れたもの。現実はそんなものだよなと思っていました。

何も取り柄がなくて、美人でもなくて、夢もない….こんな私はこのままなんとなく働いて、結婚して、またいつか田んぼに戻るのかな…そんな風に自分の人生を予測できました。

そんな普通の私に人生の転機が訪れた

大学3年生の冬、周りは慌ただしく就職活動を始める中、なんとなく生きてきた私に人生の転機が訪れました。

転機というほどのものではないかもしれませんが、それまでただなんとなーく生きてて、何も行動してないくせに自分の人生を悲観的にみている自分が嫌になり、突如私は「旅にでる」決意をしたのです。

▼詳しくはこちらの記事より

それまで1人で海外にも行ったことがなかったし、ひとり暮らしもろくに経験がなかった私にとって、海外に一人旅にいくなんてそれはそれは大きな決断でした。

もちろん不安いっぱいでしたが、自分の一度だけの人生、やりたいことをやるために、自分を変えるために勇気をふりしぼって片道航空券を握りしめ海外へと旅立ちました。

 憧れの映画の世界よりも、忘れられないロマンチックな光景とたくさん出会えた

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ひとりで旅をしてみて、いろんな世界を歩いてみて、

映画のようなロマンチックな景色、出会い、経験をたくさんすることができました。

まるで自分が映画の主人公になったような、、毎日がそんな気分です。

ある夜、バリのウブドにある王宮内で、全身白い洋服に包まれた王族のパーティーに遭遇したこと、

タイのプライベートビーチを1週間も独占したこと、

パリのエッフェル搭と凱旋門をパリのアパルトマンから眺めたロマンチックな夜、

西ヨーロッパを寝台列車で旅した光景、

インドで見たマザーハウスのシスターたちの響き渡る歌声、

「死を待つ人」の家で1日しかお世話できなかったのに私の手を離さなかったおばあちゃんとの出会い、

満月に浮かぶタージマハルの素晴らしい景色….

現地の人しか知らない素晴らしい場所にもたくさん連れて行ってもらいました。

実際に経験したそれは、映画の中で見るロマンチックなシーンの何倍もストーリーがあってロマンチックで。

今でも目を閉じればあの時の感動が浮かんできます。

私が夢見た世界が、今自分の目の前に広がっている。

まるで映画の中に入り込んでしまった。そんな不思議な感覚でした。

あの時「旅をする!」と決断しなければ、きっと一生出会うことがなかったであろう景色。出会えなかった人々。できなかった経験。

人生のロマンチック運を使い果たしてしまったんじゃないか。

というくらい毎日が映画ようにキラキラしていました。

旅に出たからこそ気付けた、日常のロマンチック

さらに私が旅に出て気がつくことができたこと。

それは「私の人生は旅に出る前からすでに素晴らしかった」ということ。

好きなことを勉強できて、

好きな人に好きと自由に言える世界に生まれて、

理解してくれる尊敬できる両親がいて、

応援してくれる大切な友達がいて、

安全な街で暮らせて

それって普通だと思っていたけど、海外の視点から見ると全然普通じゃない。

夢のように恵まれている環境で生きているんだなと感じました。

それだけで私の人生はすでにロマンチックだったんだ。と気がつくことができました。

夢だった映画のようなロマンチックな経験ができたのも、

日常の素晴らしさに気がつくことができたのも、

すべて「旅にでる」と決断してそれを実行したからです。

ほんのすこしの勇気で、私の人生に関する考え方は大きく変わりました。

それ以降、私は自分の人生を悲観することはありません。

旅に出た時の映画のようなロマンチックな経験と、

すでに私が持っていた日常の素晴らしさが自分に自信をもたらしてくれたんです。

どんな人でも、生きているだけで映画のようにロマンチックな人生を送っているはずです。それを自分がどう捉えるか、自分がどう舵を切っていくか。

自分の人生をロマンチックにできるのは、自分自身だけなんですから。

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