PROFILE

このサイトを運営しているMayaです。
1989年香川県出身、現在はフリーランスでデザインの仕事をしながら、チェンマイを拠点に東南アジアと日本を行き来しながら、好きなタイミングで好きな場所に暮らす生活をしています。

主な仕事内容
webサイトやチラシポスター、名刺のデザインなど。(ギャラリー準備中です)
個人から企業、地方自治体まで様々な方達とお仕事させていただいています。

旅のスタイル
気分任せですが、なるべく1都市1ヶ月以上でゆっくりと暮らすように旅をしています。
都市よりも、古都のような歴史がある自然豊かな場所が好きです。
基本現地の人と同じ生活スタイルを送っています。

このブログでは、旅の様子や私の海外ノマドデザイナーとしてのライフスタイル、こうなるまでに準備したこと、日々の気づきなどを発信しています。

下記は詳細プロフィールです。よければご覧ください。

就職活動の波にうまく乗れず、休学して旅に出た21歳の夏。

香川県の田舎で育った私は、東京の大学に行くために上京し、勉強にバイトに学外活動にと、それなりに楽しい毎日を過ごしていました。

ですが就職活動を控えた大学3年生の秋、周りの友達がだんだんと髪を黒く染めてスーツを来て大学に来はじめる中、私は就職活動の始め方がわからず、完全に出遅れた日々を送るように。

「自分はどんな風に生きたいんだろう…。」

そんな答えも出ないまま、受けたい企業なんて見つかるはずがもなく、焦りや先の見えない将来への不安の波が私を支配する中で、ある日、高校生の時から大切にしていた本を開きました。

高橋歩さんの「人生の地図」という本。
今まで、自分という器の中でできそうなことばかりを考えていましたが、「もっと自分の心に素直になっていいんだ!」とそんな気持ちになる本です。

“自分の心に素直に、感じるまま、感じたまま進めばいい。
自分の人生の主人公は自分自身なんだから。”

そんなメッセージに、私は勝手に自分の中に作り上げてしまった限界を取り除き、本当に自分の心が揺さぶられるようなことはなんだろうと考えはじめ、憧れのまた憧れの世界だった、世界一周を実行にしてみようと思いました。
その頃はバックパッカーでの世界一周の情報を具体的に発信しているブログや本がまだ少なく、ある女性の世界一周ブログと地球の歩き方というガイドブックだけが頼り。

臆病で小心者な私は、一人で海外に行ったことなんてないし、しかも世界一周なんて絶対無理と思い込んでいましたが、焦りや不安で悩みまくりどうしていいか分からなくなってしまい、とにかくこの負のスパイラルから抜け出したくて、自分を変えてくて、1年間大学を休学することを決意。
そして目を瞑ってまだ見たことのない世界に飛び込むようなつもりで、片道航空券を握りしてめて旅に出ました。

自分の足で歩き、自分の目で見た、物語の中だけだと思っていた素晴らしい世界。

初めてのひとり旅の感動は今でも忘れることができません。
バックパックと片道航空券だけを持って足を踏み入れた最初の土地インドネシア。
入国審査でいきなり怪しまれて別室に連れて行かれ片道の理由を問われたりもしましたが、今ではいい思い出です。笑

ひとり旅二日目でいきなりホームステイ
神の島バリで幻想的でロマンチックな時間を過ごした夜
初めての陸路での国境越え
安宿で世界中の人と語り合う夜
夜行列車で見た、ひたすら湿地帯を走るタイの田舎の景色
遺跡に触れれば今でも昔の人の声が聞こえてきそうなカンボジアの隠れた秘境
本物のアラジンの世界のようにロマンチックなタージマハルが見える街アグラ
マザーたちの歌声が響き渡る、カルカッタでのボランティア
世界中の恋に悩む女性が、思いを込めた手紙を送ってくるヴェローナのジュリエットの家
ジョット鐘楼から眺める夕暮れのフィレンツェ
どうしても会いたい人がいて、荷物を捨ててでも飛び乗った夜行列車
エッフェル塔と凱旋門が見えるパリのアパルトマンで過ごした日々

私の今までの人生の価値観をひっくり返すのに十分すぎる経験。
本の中だけだと思っていた憧れの世界がそこにはありました。
結局世界一周はできてないのですが、旅の終わりに「人生のリスト」を書き、
私は旅を通して、自分の生きてみたい人生を見つけるとことができました。

これが私の旅と生きる人生になった1つ目のターニングポイントです。

会社や社会の肩書きではなく、自分という名前で世界を旅しながら生きていきたい

タイの田舎で人生のリストを書いていた時。
旅の中で親切にしてもらった、たくさんの人々への感謝の気持ちから、「いつか人の役に立てる人間になりたい」という思いが強くなり、どうすればそんな人間になれるんだろうかと考えはじめ、「人生の地図」の中にあった、こんな一節を思い出しました。

まず、たくさんのものを見て、たくさんの人に出逢い、やりたい仕事を見つけること。
そして、その仕事に熱中し、専門的な技術と知識を徹底的に身につけること。
あとは、身につけた知識と技術を生かして、誰かの役に立つこと。
やりたいことで、メシを喰うために。難しい事はなにもない。
シンプルに、やるべきことは、それだけだ。

この言葉に影響された私は、自分の目で世界を見た次のステップとして、何か技術を身に付けようと、昔から趣味でやっていたwebデザインの道を本格的に歩み始めることになります。
なぜこの仕事を選んだかというと、ブログを色々読んでいるうちにフリーランスで活動している人が多い印象だったのと、フリーになってしまえば世界中どこへ行こうとPC一台で働くことができる仕事だったからです。

その後、独学から未経験でweb制作会社に入り、経験と実践と積むことができましたが、休みもあまり取れない激務の中で、身体を壊し、自分のやりたかったことや夢を忘れがちになってしまいます。
会社員だった頃の私は、毎日をやり過ごすのに必死で、自分のやりたいことを見失っていたがために何もかもが上手くいかず、負のスパイラルにハマり悶々とした気持ちのまま仕事をしていました。

しかし、そんな不安定な状態が続き、ついには、体調だけでなく精神的にも辛くなってきて、 体調不良や過呼吸で会社に行けなくなりました。
このままではダメだと思い、とにかく環境を変えようと退社の意思を伝え、何の準備も支えもないままフリーランスの道を歩み始めます。

社会に出ても、自分の軸と夢は見失わない。そしてこれからの夢

細々とフリーでの活動を始める中で、気持ちに余裕も出て来て、積極的にいろんなイベントやセミナーへ行けるようになりました。その中で、「海外ノマド」という生き方を知ることになります。
いろんな人たちの生き方を知り、実際に旅をしながら仕事をしている多くの人と出会えたことが、私の夢ややりたかったことを思い出させてくれた、二つ目のターニングポイントだったと思います。

そして準備期間を経て、2017年6月からタイのチェンマイという街で暮らしながら、海外ノマドというスタイルでフリーランスのデザイナーとして仕事を続けています。
海外の拠点としてこの街を選んだ理由は、物価が安く、カフェやコワーキングスペースも豊富で、何よりタイが好きだったから。世界中のノマドワーカーが集まる場所です。
収入が少ないスタートアップでも、カフェに行ったり、たまにマッサージや映画、ヨガに通ったりと、かなり満足な生活が送れています。(詳しくはブログ記事で)

朝起きてカフェで仕事をし、仕事が終わったら街へ冒険に。そして週末は少し遠出してエキサイティングな旅を…そんな生活は「自分のための人生」だということを日々感じさせてくれます。

電車もない田舎ですが、空港が近くバスもたくさんあるので、月に1度くらいのペースで、近隣の国やタイの島に旅行に行ったりして、旅をしながら仕事をするというライフスタイルを叶えつつあります。

現在は、自分の仕事をしながら、現地で知り合った仲間とチェンマイの魅力を発信するメディアも運営したりもしています。
今後も、さらなる企画を準備中ですので、ぜひぜひ楽しみにしていてください。

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