【リモートで働きたい!】会社に働き方を提案してみたら、意外と簡単にOKが出た話

こんにちはmaya(@Mayayan6)です。

今年はコロナの影響もあり、オフィスに通えずリモートで働く人も増えてきていると思いますが、もし自分の仕事がリモートできそうなのになかなかできなくてモヤっとしてる人がいたら、自分で提案してみるのもありです。

「リモートで働きたい!」と会社に働き方を提案してみたら

私は現在フリーランスのデザイナーとして働いていますが、フリーランスになる前までは、東京の制作会社で毎日終電まで働く日々を送っていました。

その後体調を壊し、成り行きでフリーランスとして働く傍、業務委託でインハウスのデザイナーとしても出勤していたのですが、その時にリモートでの働き方を提案してみたら、意外とすんなりOKをもらうことができました。

前提:それまでの職場の環境

参考までに、旅しながら働く一個手前の、インハウスデザイナーだった時の勤務形態をまとめます。

———-
・業務委託契約(でも正社員とほぼ変わらず)
・週に4日の本社常駐勤務
・フレックス制(コアタイム11時~14時)の8時間
———-

終電終わりだった1社目より、2社目のインハウスデザイナーの時はかなり恵まれている環境でした。

その頃から、将来は「海外で旅しながら働きたい」という思いはあったので、いつかは退職しなきゃなと思っていたのですが、仕事の内容が結構好きで、できれば続けたいと思っていたので、常駐勤務からリモートワークに働き方を切り替えられるかという相談を会社にしてみました。

ステップ1:自分の業務の見える化をしよう

まず相談をする前に最初に行なったことは、自分が日々行なっている業務の洗い出し

今までは依頼が来たものをその都度締め切りに間に合うようにこなしていましたが、一旦どういう作業がどのくらいの割合で来てるのかというのを表にして見える化しました。

———-
例)1日の作業の流れ
・自社サイトの更新作業 1時間 / 日
・ポスターの制作 4時間 / 日
・ECサイトのバナー制作 1時間 / 日
・メルマガの制作 2時間 / 日
そのほかスポット業務    
LP制作8時間 / バナー制作 2時間 / ポスター制作 4時間 / 打ち合わせ /
———-

この作業はリモート化に関わらず、自分の仕事を客観的に見ることで、業務の効率化を測ることもできます。

自分の業務の中でリモート化できるものできないものに分け、できないものはどうやったらリモート体制を作れるかを考えます。

ステップ2:リモートワーク(テレワーク)に必要な環境作りの提案

次に行ったのは、業務をリモート化するために必要な環境作りや必要なツールの選定。

私は、デザイナーという立場から以下のようなことを考えました。

・社内で使う素材:社内共有フォルダ → クラウド管理へ
・業務の依頼:メール → タスク管理ツールの導入
・制作物の受け渡し:メール → クラウドを利用してタスク管理ツールでやりとり
・会議や日々のやりとり:オンライン会議もできるチャットツールの導入

いろんなツールを一度に導入すると混乱するので、チームのみんなが使いやすく、かつなるべくシンプルなツールを考えました。チームにはお子さんを持つ女性や男性も多かったので、自分の立場だけではなくチーム全体が働きやすくなる方法を念頭におきつつ、「完全リモートのためじゃなくても、こういうツールを早めに整えておけば、家庭で何かあって出勤できない時に対応しやすくなる」
というふうにメリットをまとめました。

ステップ3:考えたことを上司(チーム)に相談してみた

当時の職場は少人数でチーム仲もよかったので、改まって提案するというわけじゃなかったのですが、定例の会議の時間に「こういうことを導入してみてはどうか」というふうに相談しました。

一つ難しいことがあるとしたら、外部から社内にかかってくる電話だけが問題でしたが、そのほかは特に問題はないということですんなりOKをもらえて、私も業務を徐々にリモート化でき、海外でも問題なくやりとりができるようになりました。

もう私は離れて4年くらい経ちますが、コロナの前から社内の人も週に2~3日は在宅勤務で家庭とのバランスが取れるようになったという人も多いそうです。

離れていると、より周りの人の協力が不可欠。思いやりを持って働こう。

業務のリモート化には、本当にたくさんの人に協力してもらいましたし、今でもチームの協力は不可欠です。

リモートワークは顔が見えないぶん、相手のテンションがわからずコミュニケーションが難しいのも事実で、チャット上の文面だけではどうしても冷たく伝わってしまうことがあるので、なるべくリアクションを加えたり、「確認しました」などの細かな返事が大切になってきます。

相手にストレスを与えないためにも、問題になりそうなことは早めに汲み取るなど、細かな気遣いや優しが円滑なコミュニケーションのためには重要。せっかくリモートになったのにパフォーマンスが悪くなったり、人間関係がこじれてしまってはもったいない。相手を思いやることで、優しい仕事の循環が生まれるといいなと思います。

THANKS FOR READING!

ABOUT SITE

「Slowmag.」では、働きながら暮らすようにスローペースで旅をする、フリーランスデザイナーMayaの、旅の記録と仕事や日常の様子を発信しています。
当サイトの記事の内容は、掲載の内容は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、記事内でご紹介した施設等をご利用の際は、事前にご自身で情報をご確認いただくことをおすすめいたします。
またサイトに掲載された記事・写真・デザイン等を含む全てのコンテンツの転用は禁止していますが、URL・サイト名を記載の上での"引用"は大歓迎です。連絡いりませんのでご自由にシェアしてください!
お問い合わせはこちらまたはSNSで受け付けております。お気軽にどうぞ。

RECOMMEND TOOL