
住民票、健康保険料、年金、、、海外ノマドフリーランスって実際どうしてるの?|基本的な役所手続きの疑問に答えてみた。
こんにちは、ちびまや(@Mayayan6)です!
「海外ノマドフリーランス」に関して、ちょこちょこと質問のあることを、「海外ノマドフリーランスに関する疑問に答える」というテーマのもと、シリーズ化してひとつずつお答えしていこうと思います!
まず記念すべき第一回目は、そういえばよく分からない、「お役所の手続き」について。
海外ノマドする場合に知っておきたい、お役所手続きの基本について
まず基本の手続きは、住民税、国民健康保険料、国民年金の3つ。
住民税と国民健康保険料
住民税は住民票がある市町村に納める税金。基本的には国民健康保険料とセットで考えてOK。住民票を抜いたら、本当の住所不定になるけど、住民税も国民健康保険料も払わなくていい。
国民年金
国民年金の支払い方は任意なので、そのまま払っててもいいし、海外にいる間は猶予期間にして後から納めることも可能。(ただし納めた期間や金額によって受給できる金額も変わる)
海外ノマドの場合、海外に行く期間や、帰ってくる頻度によって、これらの手続きをそのままにしておくか、変更するが変わります。つまり、あなたの海外ノマドスタイル次第というわけです。
私の場合、東京にいたり実家にいたり、海外にいたり所在がバラバラなため、友人からは住所不定と思われていますが、一応実家の住所で住民票を置いてます。上記の手続きも特に変更せず、そのままにしてあります。
その理由は4つ。
・旅先での所在が安定していないので、日本で住所を持っていた方が安心(便利)
・「日本⇔海外を転々」という海外ノマドスタイルが希望なので、帰ってきたときに病気になってしまったときのため、日本でも健康保険料を払っておいた方が安心(海外用の別途保険もあり)
・年金は払えるときに払っておけ精神
・特に手続きしなくていいから楽(←いちばんはこれか)
私はすべてそのままにしてありますが、そのままにしておく場合でも、変更する場合でもそれぞれメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットを理解し、あなたの海外ノマドスタイルに合わよう
1年以上海外に行きっぱなしか、私のように時々帰ってくるかで分けられるので、まずは、海外ノマドをする期間と日本に帰ってくる頻度について考えが必要です。
住民税と国民健康保険料
海外に1年以上行く(しかも滅多に帰ってこない)という人は、海外転出届けを出して、住民票を抜いた方がベター。住民票をそのままにしておくと、住民税、国民兼保険料、国民年金を支払う義務が生じ、日本にいないにも関わらず、もったいないお金を払うことになるからです。
反対に、時々日本に帰ってくるよー友達にも会いたいし!っていう人は、そのままでもいいと思います。いない間の分の税金ももちろんかかりますが、日本でも何が起きるかわからないし、海外の疲れや病気が帰国して発症することもあるだろうし、健康保険は残しておいたほうがいいかも。(いちいち手続きしなくていいし←)
国民年金
住民票がある場合はその市町村に年金を納める義務があります。海外転出届けを出した場合は、義務はありません。(ただしそれだけ受給額も減る)
でも、国民年金には後納制度もあるので、事前に申請しておけば海外転出届けの有無に限らず帰国後に支払うことも、またはそのまま払い続けることもできます。
なので、年金に関しては、海外にいる間も払うか、後で払うか、もしくは払わないでおくか(受給額は減る)の3点で考えればOKです!
他にもこんな制度があるよ!
国際運転免許証
運転免許を持ってる人が一応申請していた方がいいのが「国際運転免許証」。
これを持っていると、ジュネーブ条約に加盟している国で運転ができます。
免許を取ってからの期間に関係なく申請できるので、各都道府県の免許センターに問い合わせてみてください。
国際免許ガイド
国際学生証
学生の場合持ってた方がいいのが、「国際学生証」。
一部のユースホステルや美術館で割引ができます!私も結構お世話になりました^^
国際学生証(ISICカード)
海外ノマドのみなさん!海外に渡航する場合は、期間に限らず外務省に登録を!
もうひとつ大事なことですが、たとえ安全な国でもそこは外国。
事件に巻き込まれたり、テロにあったり、自然災害に巻き込まれることもありえます。
なので、一刻でも早い助けを得るためにも必ず自分の渡航情報は外務省に登録しておきましょう。
※3ヶ月以上海外に行かれる方は、在留届を提出することが義務付けられています
基本的な役所手続きについては以上になります。
いかがでしたか?基本は変わらないので、意外と面倒じゃなかったと思います*
あなたのノマドスタイルに合わせて、安全な旅を!